
グランテトラの水筒はとても気に入っているけれど、街で持ち歩くにはちょっと無骨すぎるので普段使えるような水筒を探していた。アメリカ人の学生はよくナルジェンのボトルをキャンパスで持ち歩いているけれど、調査現場やスポーツジムならともかく、普段持ち歩きたいデザインとは言い難い。
そんな時、イースター島で出会った旅人が腰にぶら下げていたのがこのSIGGの燃料ボトル型の水筒だった。アルミのコンテナはとても軽く、頑丈で、シンプルな形はフィールドでも街でも使えそうだった。一目見て気に入って探してみたのだけど、当時(90年代)米国ではSIGGの商品は殆ど手に入らなかった。同じ頃ファイヤージェットも探していたのだけど、これも入手出来なかった記憶がある。結局イギリスに行ったときにヨークのアウトドアショップで見つける事ができた(今では米国でも簡単に入手できるようになり、持ち歩いている人も見かけるようになった)。
ORが丁度良い大きさのケースを出していたので(やはり燃料ボトル用だろうか?)、これに入れて鞄やベルトからぶら下げられるようにして毎日のように学校やオフィスで使っている。もちろん、ペルーの現場でも使っていた。とにかく軽量なので持ち歩くのが気にならず、他のボトルと比べてスリムなので鞄にもしまい易い。アルミボディは薄くてへこみやすいけれど、その分愛着が増してくる。キャップをすぐに無くしてしまいそうで気になるが、最近はバイク用のボトルのようなスナップで開けられるキャップも別売りしているようなのでこれも近く試してみたい。グランテトラと合わせて、長く使っていけそうだ。
(SIGG(シグ) トラベラースイスクロス1.0L 1.0L レッド)