久米繊維の無地Tシャツ

シンプルな服が好きなので、ベースレイヤーは白か黒無地のTシャツであることが多い。砂漠やらジャングルやら、環境によって長袖になったりキャプリーンやらヒートギアやら特殊なものに変わったりもするが、まあ見た目には変わらない。日本にいるときは普通の綿のTシャツだ。無地の綿のTシャツならなんでも良さそうなものだけど、シンプルなだけに素材やら縫製やら微妙な違いで選ぶのが楽しくなってくる。SunspelやらAnvilやら無印やら、いろいろと試している。
久米繊維は1935年の創業以来Tシャツを作り続けてきた会社で、日本の職人のモノ作りにこだわった商品展開は最近いろいろなところで紹介されているようだ。こういったカタログスペックや効率だけではない品質や伝統といったプラスαを前面に出したブランディングは、新興国の生産力との競争に関わらない戦略として最近増えてきたかな。知らなかった良い日本のモノに巡り会える機会が増えてきてありがたい。ともあれ、そのこだわりのTシャツを着てみたくなった。
手に入れたのは話題の久米繊維謹製丸首ではなく(少々思い切りのいる値段だ…)、昔からある”SAY YOUNG”と、”楽”ロングT。SYはワーク/フィットネスウェアとして作られた伸縮性のあるタイトフィットなもの。胸囲ギリギリのXLを選んだが、タイト過ぎずもたつくところもなく、ちょうどよいバランス。胸囲に合わせたので袖が少し長いが、まあこれは仕方ない。タグが無いので首筋に違和感が無いのがうれしい。身体の線がきっちりでてしまうので、腹回りはたるませられないから、もう柔術の練習はサボれないな。”楽”はルーズフィットなのでLサイズを選んだ。かなり頑丈なつくりだけど、襟周りのステッチがすっきりしているので野暮ったくない。さて、何回か着込んでみて、どういう味がでてくるか楽しみだ。

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